視能訓練士

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視能訓練士

仕事内容

視能訓練士は、
交通事故や病気で途中で視力を失ったり、弱視や斜視といった視機能に障害のある人に対し、医師の指示のもとで回復訓練と検査を行う眼科領域の専門技術者です。

おもな仕事は次の4つ。
[1] 眼科一般検査
[2] 両眼視機能の検査と矯正訓練
[3] 集団検診における視機能スクリーニング
[4] 視力低下者に対する補助具(拡大鏡など)の選定・指導

子供や老人に向かいあうことが多いこと、検査に正確さが求められること、細やかな心遣いが必要とされる仕事で、実際の有資格者のほとんどは女性です。
視能訓練士は、女性がめざしやすい職業の1つであるといえます。

将来性

高齢社会を迎え視機能障害者は増加しており、視能訓練士への需要は高まっています。
有資格者は不足していると言われており、まだまだ活躍のチャンスはあります。

就職先

眼科診療や検査設備の整った総合病院や大学病院、眼科医院など。

取得方法

年1回実施される「視能訓練士国家試験」に合格すれば、資格が取得できます。

受験資格

[1] 大学に入学できる者で、文部科学大臣が指定した学校、厚生労働大臣が指定した養成所において、3年以上視能訓練士に必要な知識・技能を修得した者。

[2] 大学や学校、養成所などで2年以上修業し、指定2科目を修めた者で、指定の学校、養成所で1年以上視能訓練士に必要な知識・技能を修得した者。

[3] 外国の視能訓練の学校、養成所を卒業、または外国で免許を受けた者で、厚生労働大臣が[1] [2]に掲げる者と同等以上の知識および技能を有すると認めた者。

[4] 法の施行の際(昭和46年7月19日)現に厚生大臣が指定した養成所において、視能訓練士として必要な知識および技能の修得を終えている者、または当該知識および技能を修得中の者であって、その修得を法施行後に終えた者。

※詳細は厚生労働省HPの視能訓練士資格試験案内をご覧ください。

試験内容

[1] 基礎医学大要
[2] 基礎視能矯正学
[3] 視能検査学
[4] 視能障害学
[5] 視能訓練学

試験日

2月下旬。年1回の実施。

第39回視能訓練士国家試験
平成21年2月26日(木)

試験地

東京都、大阪府

受験料

15,800円

合格率

・第37回:95.3%(受験者数 573人、合格者数 546人)
・第38回:94.9%(受験者数 683人、合格者数 648人)
・第39回:92.4%(受験者数 675人、合格者数 624人)

これまでの試験の視能訓練士 合格率はこちらから

学習方法

視能訓練士養成施設で、視能訓練士に必要な知識・技術を修得します。

講座・スクール情報

視能訓練士講座・スクール情報の詳細はこちらから

お問合わせ先

厚生労働省医政局医事課試験免許室
〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2
TEL:03-5253-1111

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