日本に到着です。
日本に帰ってきたら、海外旅行最後の帰国手続きが待っています。
帰国手続きの流れは、到着→検疫→入国審査→荷物の受け取り→税関→到着ロビー、です。
到着(Arrival)
飛行機を降りたら、日本語の案内表示「到着(Arrival)」の案内表示に従いながら進んでいきましょう。
また、帰国手続きに必要なパスポート、税関申告書、検疫質問表(機内で配られた場合)などの書類の準備もしておきましょう。
検疫(Quarantine)
帰国便の機内で「検疫質問表」が配られた場合は、検疫カウンターで検査を受けます。
また、動物、肉製品、植物などを日本に持ち込む場合も、検疫を受ける必要があります。
人間の検疫の場合
帰国便の機内で「検疫質問表」が配られた場合は、検疫カウンターで検査を受けます。
機内で「検疫質問表」が配られなかった場合は、そのまま通過して「入国審査」へ向かいましょう。
ただし、海外旅行中に体調を崩したり、病気の心配がある場合は、検疫で申し出ましょう。
場合によっては、健康診断を受けたり、病院で精密検査を受けるように、すすめられたりすることもあります。
動物・肉製品や植物の検疫の場合
犬や猫などの動物、または動物から作られる肉製品(ソーセージ、ビーフジャーキーなど)を日本国内に持ち込む場合は、「動物検疫」を受けなければなりません。
詳細は動物検疫所ホームページをご覧ください。
生果実、野菜、種子などの植物を日本国内に持ち込む場合は、「植物検疫」を受けなければなりません。
詳細は植物防疫所ホームページをご覧ください。
※海外での検査証明書があれば、一緒に提出します。
※動物検疫、植物検疫は、税関検査の前に動物検疫所、植物検疫カウンターで受けます。
入国審査(Immigration)
入国審査は、日本人用の入国審査カウンターの列に並びます。
入国審査を受ける人は、ほとんどが日本人ですから、なるべく空いている日本人用カウンターに並びましょう。
無事入国審査が終わり、パスポートに帰国証印(スタンプ)を押してもらえたら、入国審査は無事完了です。
荷物の受け取り(Baggage Claim)
入国審査が終わったら、荷物の受け取りに向かいましょう。
帰国の際に搭乗した便名が表示されているターンテーブルで、自分の荷物を受け取ります。
到着空港受け取りの免税品を購入している場合は、荷物と一緒にターンテーブルに流れてくるので忘れずに受け取りましょう。
税関(Customs)
「税関」が、最後の帰国手続きとなります。
税関は、「非課税」と「課税」の2つのカウンターに分かれています。
免税枠内の場合は「非課税」のカウンター(緑色のカウンター)へ進み、免税枠を超えている場合(または超えているかどうか微妙な場合)は、「課税」のカウンター(赤色のカウンター)へ進み検査を受けます。
なお、別送品がある場合も「課税」のカウンターに進み、税関申告書(携帯品・別送品申告書)を2通提出して検査を受けます。
ここで提出した2通の税関申告書のうちの1通に確認印を押してもらって自宅に持ち帰り、別送品が到着するまで大切に保管しておきましょう。
到着ロビー
帰国手続きがすべて終了すると、到着ロビー(空港出口)です。
次の予定があるのであれば、すぐに空港から移動する必要がありますが、時間に余裕があれば、空港内でゆっくりと休憩していくのもいいでしょう。
海外旅行中に使用していた外貨を持っているのであれば、空港内の両替所(銀行)で両替しておきましょう。
荷物やお土産物が重い場合は、「手荷物宅配サービス(空港宅急便)」を利用するといいでしょう。空港の到着ロビーには、宅配サービスカウンターが必ずあります。
帰国手続きは、すべて日本語なので全然問題なしです。
飛行機から降りれば、することは帰国手続きしかないので、人の流れに付いていきましょう。