ホテルの食事に関連した用語(用語集)を紹介しています。
ホテルの食事の用語集
アメリカン・ブレックファースト、アラカルト、イングリッシュ・ブレックファースト、ガラディナー、コンチネンタル・ブレックファースト、ミールチケットなど、さまざまなホテルの食事の用語(用語集)を解説しています。
アメリカン・ブレックファースト
飲み物、卵料理、肉料理、パン類、シリアル類、果物などからなる朝食。
典型的な「アメリカン・ブレックファースト」は、
- フルーツジュース
- フルーツ
- パン(トーストやロールなどにバターとジャム)
- 卵料理
- 肉料理(ハム、ベーコン、ソーセージなど)
- ポテト(ハッシュ・ブラウンやフライなど)
- 飲み物(コーヒー、紅茶など)
という構成です。
名前は「アメリカン・ブレックファースト」ですが、世界中に普及している朝食のタイプです。
アラカルト
お好み料理、一品料理。
一品料理つまり好きな料理を1つずつ選んで組み合わせコースあるいは単品で食べること。
※アラカルト(a la carte) ⇔ タブル・ドート(table d’hote)
イングリッシュ・ブレックファースト
イギリスやアイルランドで出されるボリューム満点の朝食。
- 飲み物(コーヒー、オレンジジュースなど)
- シリアル(コーンフレークなど)
- 肉料理(ベーコン、ソーセージなど)
- 煮豆
- 卵料理(スクランブルエッグ、目玉焼き)
- 温野菜
などが、一般的な「イングリッシュ・ブレックファースト」のメニューになります。
ガラディナー
特別なディナー(晩餐会)のこと。
英語で「ガラ=祭典、祝賀」の意味で、クリスマスイブ、大晦日などの特別な日に催されます。
大宴会場を借り切るような、大規模なものが多く、参加者は通常盛装(ドレスアップ)で出席するのがマナーです。
コンチネンタル・ブレックファースト
ヨーロッパ大陸(コンチネンタル)で最も一般的な朝食のこと。
典型的な「コンチネンタル・ブレックファースト」は、
- フルーツジュース
- パンやペーストリー類(クロワッサン、デーニッシュ・ペーストリーなど)
- 飲み物(コーヒー、紅茶など)
という極めて簡単なものです。
チーズ、生ハム、サラミ、ヨーグルトなどの火の通らない冷たい食品、ドライやフレッシュなフルーツ、シリアル類などが含まれることもあります。
ビュッフェ
いわゆる「バイキング形式」の食事スタイルのこと。
大きなテーブルに前菜からデザートまでいろいろな料理が並んでいて、そこから好きなものを好きなだけ取ってきて食べる形となります。
「バイキング」という言葉は、海外ではほとんど通じないので注意が必要です。
「ブッフェ」「バフェ」「バッフェ」ともいいます。
フルコース
スープやオードブルに始まり、デザート、コーヒーで終わる正式な西洋料理。
前菜に始まり、スープ、主食の魚や肉料理、サラダ、デザートなど3皿、あるいは4皿、時にはそれ以上の料理が順を追って出されます。
あらかじめ設定されたフルコースのメニューを「タブル・ドート(table d’hote)」と呼びます。
ミールチケット
食券、ミールクーポンと同じ意味。
チェックインの際に食事の有無により、ホテルによってはこの「ミールチケット」が渡されるところがあります。
ただし、最近では、レストラン入口で部屋番号と名前を言えばOKというホテルも増えています。
ルームサービス
ホテルの客室で飲み物や食事をとること。
電話1本でホテルの調理室から、食事や飲み物を客室までデリバリーしてくれ、そこにテーブルをセッティングしてくれたりするサービスです。
レストランの営業時間外、あるいは気楽に食事がしたい時などに便利です。
高級ホテルでは、24時間「ルームサービス」を行っているところが多いです。
ローカル・ブレックファースト
その土地の特選メニュー(郷土料理)を基本にした朝食のこと。
代表的なものでは、中国の飲茶(点心)、タイや中国のお粥などがあります。
世界的なダイエットブームにのって普及した和朝食もその1つです。