ホテルの料金に関連した用語(用語集)を紹介しています。
ホテルの料金の用語集
アディショナル・チャージ、エキストラ・チャージ、オールインクルーシブ、クアッド、デイユース、ミッドナイト・チャージ、ラックレートなど、さまざまなホテルの料金の用語(用語集)を解説しています。
アディショナル・チャージ
チェックアウトの時間の後も、継続して部屋を使用する場合の追加料金。
規定の時間よりも遅くチェックアウトすることを「レイト・チェックアウト」といいます。
この際にかかる追加料金が「アディショナル・チャージ」になります。
エキストラ・チャージ
客室を規定外時間に利用される場合の追加料金。
チェックインタイム前、チェックアウトタイム以降の客室利用が規定外時間となります。
または、エキストラベッドを用いた際の、定員以上の宿泊にかかる追加料金のこと。
オープン・ルーム・チャージ
ホテルの長期滞在者が一時的にその地を離れる場合、客室をそのままの保管状態にしておく時に支払う料金のこと。
オールインクルーシブ
宿泊だけでなく、食事、付帯設備の利用なども含めた宿泊料金制度のこと。
施設のほとんどやサービスが追加料金なしに利用可能で、アルコール類やレジャー・スポーツのコーチ料が有料となっている場合が多いです。
ホテルによっては、これらも宿泊料金内になる場合もあります。
地中海クラブ(クラブメッド Club Med)が有名ですが、米国周辺のリゾートホテルなどにも多いです。
クアッド
ダブルルームまたはツインルームに4人で泊まる場合の料金。
ベッドは1つ、または2つとなりますので、大人4名での利用はおすすめしません。
お子様と添い寝の可能なファミリーで宿泊する場合などに適しています。
サービス料
サービスに対する支払いとして、勘定に付加される料金。
一般的に利用料金の15%前後(欧米)、10%(日本)に設定されている場合が多いです。
サービス料込みの設定をしているホテルも多いです。
これが加算されていない場合は、チップとして適額を払うことになります。
「サービス料」は、「サービス・チャージ」と呼ばれる場合もある。
タリフ
ルームレート(客室料金)を印刷した料金表のこと。
ホテルフォルダーの中に折り込まれているケースが多く、ラックに収納されていることから、「ラックレート」と呼ばれることもあります。
デイユース
チェックアウトタイムから夕刻のチェックインのピークにいたる間の約5時間を対象にした、客室利用についての料金制度。
この昼間の時間帯(12:00~17:00)は、宿泊なしで客室利用することができます。
ミッドナイト・チャージ
ホテルへの到着が午前0時を過ぎた場合でも、前日からの宿泊料金がチャージされること。
ラックレート
客室料金の定価のこと。
「Publishing rate」と呼ばれることもあります。
ドアの部屋側やその近くの壁に、その部屋の料金案内が掛けられている(rack)ことから「ラックレート」と呼ばれるようになりました。
ピークシーズンはこれよりも高く、オフシーズンはこれよりも安いです。
ルームレート
客室一室あたりの宿泊料金。
チェックアウトタイムまでの間、オーバーナイトで利用された当該客室の料金をいいます。
通常、サービス料や税金などは含まれず、基本的な室料のみを指します。