その他の航空券に関連した用語(用語集)を紹介しています。
その他の航空券の用語集
その他の航空券の用語を紹介しています。
シートクラス、航空運賃、エコノミークラス症候群、保険料・付加運賃・使用料など、さまざまな航空券の用語があります。
エコノミークラス
業界用語で通常「Yクラス」と総称されている、最も座席数の多いシートクラス。
※航空会社によって若干呼び方が変わる場合があります。
ビジネスクラス
業界用語で通常「Cクラス」と総称されているシートクラス。
※航空会社によって若干呼び方が変わる場合があります。
ファーストクラス
業界用語で通常「Fクラス」と総称されている、最も豪華で広く、サービスも良いシートクラス。
※航空会社によって若干呼び方が変わる場合があります。
アドオン運賃
国際線を予約した場合のみ、乗り継ぎ便として適用可能な日本国内線の割引運賃のこと。
原則として、一番乗り継ぎの良い便の利用となります。
大人運賃
旅行開始日当日の年齢が、12歳以上のお客様に適用される航空運賃。
運賃表に公示されている運賃です。
小児運賃(チャイルド)
旅行開始日当日の年齢が、2歳以上~12歳未満のお客様に適用される航空運賃。
ただし、一部航空会社では旅行中に12歳未満→12歳以上(子供→大人)に変わる場合は、「小児運賃」を適用できない場合もあります。
幼児運賃(インファント)
旅行開始日当日の年齢が、2歳未満のお客様に適用される航空運賃。
この場合は、座席の提供はありませんが、バシネット(ベビーベット)や離乳食(ベビーミール)のリクエストをする事は可能です。
ただし、一部航空会社ではリクエストが不可であったり、旅行中に2歳未満→2歳以上(幼児→子供)に変わる場合は、「幼児運賃」を適用できない場合もあります。
IATA(イアタ)
国際航空運送協会のこと。
「International Air Transport Association=IATA」の略で、国際線を運航する航空会社の業界団体。
本部は、カナダのモントリオールにあります。
JATA(ジャタ)
社団法人 日本旅行業協会の略称。
消費者保護を目的として、旅行業務の適切な運営を確保するための旅行業者の団体です。
アイル(aisle)
機内通路側の席のこと。
窓際の席はウインドウ(window)。
「窓際」か「通路側」か、などの座席のリクエストがあれば、チェックインの時に申し出ましょう。
エコノミークラス症候群
飛行機などの狭い座席に長時間座っていることから起きる疾患。
足の血管内に血栓ができ、それが肺に流れ込んで胸痛、呼吸困難、心肺停止などの症状を起こし、最悪の場合死に至ります。
「ロングフライト血栓症」ともいいます。
飛行中の機内は乾燥しているので、水分を補給し、時々歩くとよいでしょう。
エコノミークラス症候群の予防対策
機内で足を動かす、機内を時々歩くなどして予防しましょう。
- 足の指を開く、グーをつくる、ふくらはぎをもむなどの足の運動をする。
- 時々深呼吸をする。
- こまめに水分を補給する。
- アルコールは飲み過ぎないようにする。
- ゆったりとした服装で搭乗する。
オーバーブッキング
航空会社が、座席数以上の予約を引き受けている状態。
航空会社は通常、座席数より多くの予約をとっていますが、実際には当日あまりキャンセルが出なかったという場合に起こります。
「オーバーブッキング」は、航空会社側の責任ですから、優先的に次の便に振り替えてくれるなど、きちんと対応はしてくれます。
シーズナリティー
季節性、季節変動
特別運賃(格安航空券、PEX航空券)の場合、季節や時期により変動し、旅行者が多い時期には料金が上がり、少ない時期には下がります。
場合によっては、出発する日本の季節や渡航先の季節、航空会社によってピークがずれている場合もあります。
その場合は、安いチケットも見つけられることもあります。
センディング
出発当日に空港専用カウンターにて、航空券やホテルクーポンなどを渡すこと。
ツーレターコード
アルファベットや数字を組み合わせた2文字からなる航空会社の略号。
(例) 全日空:NH、日本航空:JL、エールフランス:AF
航空券のCARRIER/FLIGHT(航空会社/便名)のところに書いてあります。
3文字で表す「スリーレターコード」もあります。
(例) 全日空:ANA、日本航空:JAL、エールフランス:AFR
パスポートの残存有効期間
渡航先の国によって、入国時に必要なパスポートの残存有効期間が異なります。
(例) イタリア:観光目的の場合、出国予定日から3か月以上、かつ10年以内に発効されたパスポートが必要です。
不足の場合は原則入国できませんので、必ずご自身でご確認をお願いします。
ハブ空港
各地からの航空路が集中し、乗客や貨物を目的地に中継する機能をもった、その地域の拠点となる空港。
「ハブ」とは車輪の車軸のことで、国際線と国内線乗り継ぎが可能な、拠点となる空港を指します。
ここを中心に放射状の路線網があります。
リコンファーム
帰国便の予約再確認のこと。
国際線の航空便には、リコンファーム(予約再確認)というシステムがあります。
帰国便の出発時間の72時間前までに、航空会社に予約の再確認をしておかないと、予約が取り消されてしまうことがあるのでご注意を。
現在は、リコンファーム不要の航空会社が多くなっています。
空港施設使用料
出発の各国際空港(成田空港など)を利用する旅行者が、空港施設維持のために支払うもので、空港利用者が必ず支払うもの。
航空券にあらかじめ航空運賃とは別に含まれているもので、旅行会社が航空券代金とあわせて代行受領(事前徴収方式)しています。
現地税
渡航先の出入国税・空港使用に関わる税。
徴収方法は、国、空港によって異なり、海外航空券購入時に支払うもの(事前徴収)と、現地空港で支払うものとがあります。
航空保険料
2001年9月の米国における同時多発テロ以来、航空会社が負担していた「航空保険料」が大幅に引き上げられました。
そのため、超過した保険料を搭乗者が負担することになり生まれたものです。
今現在、ほとんどの航空会社が搭乗者より「航空保険料」を徴収しています。
なお、金額は各航空会社、区間により異なります。
特定日
ピーク時期(GW期間、年末年始、お盆など)、祝祭日を含む連休期間のこと。
特定日にあたる帰国の場合、追加料金がかかる場合があります。
燃油サーチャージ
燃油特別付加運賃のこと。
世界的な航空燃油価格の高騰を受け、航空会社が設定した航空券料金には含まれない付加運賃で、搭乗者が一部負担しています。
なお、金額は各航空会社、搭乗区間により異なります。
旅客名
パスポートに記載されているローマ字の名前。
名前の表記の順番は、姓(ファミリーネーム)、名(ファーストネーム)、ミドルネームとなります。
パスポートのつづりと予約名のつづりが1文字でも違いますと、本人であっても搭乗を拒否されます。
また、つづりが間違っている場合は再予約となり、間違った予約の座席をそのまま利用する事はできませんのでご注意ください。