介護職員基礎研修とは

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介護職員基礎研修とは

仕事内容

厚生労働省は介護職員として就業できる資格は、将来的には介護福祉士に一本化する、という方針を打ち出しました。
しかしすぐに移行することは現状では厳しいのでその準備段階として2007年度から「介護職員基礎研修」を取得するという措置を取りました。

「介護職員基礎研修」を取得するとホームヘルパー2級や1級の資格をもっているのと同様に介護職に就けます。

介護職員基礎研修の取得者は、ホームヘルパー1級課程の上位資格に位置づけられ、ホームヘルパー1級と介護福祉士の中間的な資格となります。

将来性

[1] 2010年には58万人の介護職員(ヘルパー)確保が必要に。
[2] 2015年国民の4人に1人が高齢者に。
[3] 2025年介護を必要とする高齢者520万人に。

高齢社会の加速に伴い、介護職員(ヘルパー)のニーズは増加しています。

就職先

介護職員基礎研修の修了者は、ホームヘルパー1級修了者の上位とみなされるため、訪問介護事業のサービス提供責任者として従事することが可能となります。
活躍の場がさらに広がります。

※サービス提供責任者とは?
チームケアのキーパーソンとして訪問介護計画書の作成をはじめ、ヘルパーの管理・指導、医療従事者との協力体制作り、また利用者からの相談窓口などを行います。
また、ケアマネジャーとの連絡調整や、介護サービスの実施状況など様々な業務に従事することになります。

取得方法

試験はありません。
研修のすべてのカリキュラムを修了し、各科目ごとに修了評価を行い、各コースの免除科目を除いたすべての科目で基準点に達していれば、修了証明書を授与されます。

研修時間は講義・演習360時間、実習140時間の合計500時間です。

ただし、ホームヘルパー修了者や実務経験者には、優遇措置として一部の研修科目が免除されます。

■ホームヘルパー養成講座2級課程修了者
・実務経験1年未満・・・150時間免除
・実務経験1年以上・・・350時間免除
■ホームヘルパー養成講座1級課程修了者・・・440時間免除

受講資格

各教育機関によって異なります。

[例] ニチイ「まなびネット」の場合
ホームヘルパー2級修了および介護実務経験1年以上の方を対象としています。

研修内容

学習内容は、講義+演習+実習となっています。
現行ホームヘルパー養成講座1級課程・2級課程を統合・強化したものです。

■講義・演習(基礎理解とその展開):360時間
[1] 生活支援の理念と介護における尊厳の理解
[2] 高齢、障害者等が活用する制度およびサービスの理解
[3] 高齢、障害者等の疾病、障害等に関する理解
[4] 認知症の理解
[5] 介護におけるコミュニケーションと介護技術
[6] 生活支援と家事援助技術
[7] 医療および看護を提供する者との連携
[8] 介護における社会福祉援助技術
[9] 生活支援のためのアセスメントと計画
[10] 介護職員の倫理と職務

■実習:140時間
[1] 事前演習
[2] 実習
・施設・居住型実習
・通所・小規模多機能型実習
・訪問介護実習
・地域の社会資源実習
[3] 事後演習

受講日

各教育機関によって異なります。

受講地

各教育機関によって異なります。

受講料

各教育機関によって異なります。

合格率

無試験

学習方法

養成講座を開講している各教育機関・スクールで介護職員基礎研修講座を受講し、必要な知識や技術を学びます。

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